酸素代謝とミトコンドリア機能の障害は、認知機能低下を伴うさまざまな老齢疾患や神経変性疾患に共通する病理学的特徴です。脳はその領域や構造によって機能およびエネルギー需要が異なります。脳におけるミトコンドリア代謝の研究には、培養ニューロン、または脳組織から単離したミトコンドリアがよく使用されています。ところが、このような手法は大量の組織を必要とするうえ、複雑な組織の微小環境、すなわち脳組織に存在する複数の細胞タイプの相互作用を捉えられません。
このアプリケーションノートでは、Agilent Seahorse XF Flex アナライザーと、異なる脳領域の小さな生検パンチでエネルギー代謝を検出して定量的に評価することのできる効率的なワークフローについて紹介します。Agilent Seahorse XF Flex 3D キャプチャマイクロプレート - L と Agilent Seahorse XF 3D ミトストレステストキットを用いて脳組織サンプルから得られた代謝データの例を示します。また、Seahorse XF アッセイで使用する脳組織を準備し、最適化する方法と、データ解析の手法について考察します。
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