しかし、他の分光法と同様に、サンプルを溶解するバッファーとリファレンスバッファー⾃体のミスマッチは、個々のバッファー成分の吸光度がマッチしないレベルで異なることによってスペクトルのアーチファクトを引き起こすことがあります。
マッチするリファレンスバッファーが容易に入手できない場合でも、時間のかかる透析を必要としない、希釈-濃縮プロトコルを利用することが可能です。このアプリケーションノートで提供している提供している希釈-濃縮法は、リファレンスバッファーと直接マッチしないタンパク質サンプルの高品質なMMSデータを生成するのに適したプロトコルです。元のサンプルと再濃縮したサンプルのスペクトル類似性は98%を超えており、採用した実験条件下での装置のばらつきと同程度の高さでした。
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