RedShiftBio:アプリケーション資料

【Application Note】マイクロ流体変調分光法を⽤いたタンパク質ライブラリーの⾼次構造の迅速かつ⾼精度な測定

この研究では、MMSを⽤いて、4種類の αヘリックス・リッチ・タンパク質 (ヘモグロビン、BSA、リゾチーム、シトクロムC) と4種類の βシート・リッチ・タンパク質 (IgG、炭酸脱⽔酵素、キモトリプシノゲンA、キモトリプシンA) の解析を⾏い、⾼次構造 (HOS) を決定しました。また、HOS の結果を、タンパク質の構造決定に関連する3つの技術FTIR、X線結晶構造解析、AlphaFoldと⽐較しました。

各タンパク質の個々の特徴が、MMS によって⽣成された⾼品質のデータによって明らかにされました。全体として、MMS を⽤いて計算された HOS は、他の⼿法と⼀致していましたが、溶液ベースの MMS と FTIR、固体ベースの X線結晶構造解析において、βシートや αヘリックス構造の量にいくらかの違いが⾒られたことは、以前から予想され実証されていた通りでした。また、MMSの結果は、調査したすべてのタンパク質について、測定の再現性が極めて⾼い(10 mg/mL のサンプルのすべてで 99.8%を上回る )ことが⽰されました。

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