OMNI Life Science社が提供するベンチトップインキュベーター・バイオリアクターCERO 3Dは、このNAMsの進展に大きく寄与する革新的な3D細胞培養システムです。その最大の特徴は、マトリゲル基底膜などの支持層を不要としつつ、ヒトiPS細胞(hiPSC)や間葉系幹細胞(MSC)の3D培養下での増殖率を従来の6ウェルプレートと比較して3.5〜8倍に向上させ、同時に多能性を維持する点です。これにより、100万細胞あたりのコストを最大75%削減し、手作業時間を最大83%削減可能となり、研究の生産性とコスト効率を飛躍的に高めます。
CERO 3Dは、独自の低いせん断力で均一な培養を可能にする回転培養システムを備え、肝臓、神経、心臓、腎臓、網膜、がんなど多様なスフェロイド・オルガノイドの培養効率を劇的に改善します。均一なスフェロイド・オルガノイドを数ヶ月以上にわたり安定して長期培養できるため、生理学的関連性の高いin vitroモデル作製を可能にし、より正確なヒト有害事象予測、ひいては安全性薬理評価や毒性評価の予測性向上に貢献します。
本ウェビナーでは、CERO 3Dがどのように次世代の医薬品評価と研究開発プロセスのブレークスルーを支援するかを詳細に解説します。
【演者】
水流 功春 (プライムテック株式会社 研究支援部)