細胞生物学においてはエンドポイントアッセイを行うことが多く、ある単一のタイムポイントにおける細胞の挙動に関する結果を得ることができます。これに対し、近年、一定期間内におけるタイムポイントごとのデータを連続で取得するリアルタイムアッセイが注目されています。
ライブセルイメージングシステム「CELLCYTE X™」を用いることによって、複数のタイムポイントから取得された画像をつなぎ合わせて動画のように再生することが可能です。これにより、一連の生物学的事象を正確に追跡し、包括的な細胞動態を把握することができるようになります。
本装置はCO₂供給のあるインキュベーターにそのまま設置することが可能なため、外的要因に左右されることなく本来の細胞動態を観察することができます。加えて、タイムポイントの設定や撮像データの解析は単一のソフトウェア「CELLCYTE Studio」に集約されており、操作も非常に直感的でユーザーフレンドリーな仕様となっています。
本ウェビナーでは、CELLCYTE X™を用いることによって細胞本来の動態をリアルタイムでイメージングできる利点や操作性、各種アプリケーション例に関してご紹介いたします。
【演者】野口 剣悟 (プライムテック株式会社 ライフサイエンス事業部 研究支援部)