高解像度 in situ 空間ゲノミクス解析ソリューション MERSCOPEのご紹介 ~100 nmの分解能で捉える単一細胞レベルのトランスクリプトーム解析~

近年、空間情報と紐づいた網羅的な遺伝子発現解析である空間トランスクリプトミクスが注目を集めています。この次世代の解析技術は Single cell RNA sequence( scRNA-seq) 技術を拡張したもので、遺伝子発現情報に組織切片上の位置情報を結びつけた新たな視点からのトランスクリプトーム解析が可能です。

なかでも、smFISHをベースとしたMERFISH (Multiplexed error-robust fluorescence in situ hybridization) は、細胞または組織切片上のRNA転写物を直接可視化してカウントすることで、シングルセルレベルの空間トランスクリプトミクスを実現しています。

本セミナーでは、MERFISHを基盤技術とした最新の空間ゲノミクス解析ソリューションMERSCOPEをご紹介します。 MERSCOPEは、1 cm2の組織切片全体にわたってシングルセレベルの高解像度(100 nm)を実現しており、smFISHベースの1分子レベルの検出感度、高マルチプレックス、自由にカスタマイズ可能な遺伝子パネル設計を実装しているだけでなく、Sequencingなどの下流試験が不要なエンドツーエンドソリューションです。

複雑な組織内の細胞集団を同定すると同時に、遺伝子発現プロファイリングの解析まで行えるMERSCOPEの様々な特長と、多様な文献例をご紹介します。

 

【演者】有吉 純平 (プライムテック株式会社 ライフサイエンス事業部 研究支援部)



[ライブ実施:2022/9/15]

Webinar一覧ページに戻る▲

関連Webinar