ミトコンドリア毒性(Mito tox)は治療薬開発上の障害となるため、その毒性機序を解明することは重篤性の判断や毒性回避の点で重要だと言えます。
ミトコンドリアの機能障害や毒性を評価する方法の中でも、細胞外フラックスアナライザーAgilent Seahorse XF の酸素消費速度にもとづく測定方法は高感度かつ情報量が豊富であり、その有用性から世界中で数千台のインストール実績があります。
そして今回、XFシリーズのフラグシップモデルであるXF Pro、およびMito toxの毒性機序解析に特化した Agilent Seahorse XF Mito Tox Assay Kit (XF Pro専用)を開発しました。
このキットは簡単な操作で最大80種類の化合物のMito tox評価を同時に行い、その毒性機序を正確に特定することが出来ます。しかも、得られた大量のデータは自動的にビジュアライズ化され、迅速かつ正確なデータの解釈が可能です。
さらに、アッセイ系の最適度を表す指標であるZ'値を用いることで、得られたデータに対する高い信頼性を確立し維持することができます。
本ウェビナーではXF Proと、XF Mito Tox Assay Kit の原理・特長・ワークフローをご紹介します。
【演者】有吉 純平 (プライムテック株式会社 ライフサイエンス事業部 研究支援部)
[ライブ実施:2022/06/14]
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