【Technical Overview】XFイメージング・ノーマライゼーションシステムと明視野画像を共に⽤いたデータの品質管理

Agilent_Brightfield_Tech_Overview_J_fig_sAgilent Seahorse XF アナライザーは、特殊なマイクロプレートで細胞の代謝速度を計測します。多くの他の細胞ベースのアッセイのように、XFアッセイはウェル内のサンプルの量に依存しています。XFアッセイは、ウェル内のサンプルの位置に関して、さらなる考慮を必要とします。ウェル内のすべての細胞の機能を正確にレポートするためには、XFマイクロプレートへの細胞播種と実験操作の際に、細胞を確実に均⼀に分布させることが重要です。

実際、同⼀のマイクロプレート (各ウェルに同数の細胞を含む) のウェル間におけるデータのばらつきに最も共通して⾒られる原因は、細胞分布のばらつきです。このTechnical Overviewでは、Agilent Seahorse XF イメージング・ノーマライゼーションシステムを⽤いた、このばらつきの管理・記録に役⽴つよう設計されたツールについて解説します。これらのツールの使⽤により、ユーザーは確実にデータの明確な解釈と正確な解析ができるようになります。

XF イメージング・ノーマライゼーションシステムは、XF Imaging and Cell Counting ソフトウェアを使⽤して個々のウェル画像を取得・レビューするための明視野スキャン機能を提供します。Waveソフトウェアのアッセイ結果ファイル内でシームレスに画像を統合することにより、個々の画像をレビューし、必要に応じてフラグを⽴てることができます。これらの新しい画像記録・フラグ⽴てツールは、XFデータが確実に最⾼の品質となり、結果の解釈をより容易でより再現性のあるものにするために、細胞培養条件の評価を改善します。

XFシリーズ:アプリケーション資料一覧に戻る▲


このTechnical OverviewをPDFでダウンロードいただけます。ご希望の場合は、下記にご入力をお願いします。

お客様情報のご入力

関連記事