【Application Note】神経免疫疾患や神経精神疾患における細胞の代謝変化を評価する

AppNote_Neuro_Immune_J_fig_sニューロンネットワーク ― 経路・分子・オルガネラが絡み合った複雑な系列 ― は、ストレスに対してとりわけ脆弱です。この複雑なシステムが機能的に損なわれると疾患につながる可能性があることが、これまでの研究によって示されてきました。各神経細胞の中で、ミトコンドリアは細胞内シグナリング、抗ウイルス性反応経路の誘導、細胞寿命を含む細胞活動を統合する役割に加えて、エネルギー需要を満たすためにATPを産生する役割も果たしています。

神経細胞はエネルギー需要を酸化的リン酸化に依存しているので、ミトコンドリア機能不全の影響を受けやすいです。パーキンソン病 (PD) やアルツハイマー病 (AD) 、筋萎縮性側索硬化症 (ALS) を含むいくつかの神経変性疾患は、ミトコンドリア機能障害と関連することが報告されてきました。しかしながら、神経免疫性および神経精神性疾患 (例えば脳炎とループス) を伴う細胞代謝の変化は、十分には研究されてきませんでした。このアプリケーションノートでは、細胞代謝の変化を定量化するためにSeahorse XFテクノロジーを利用した3つの論文を紹介します。これにより、研究者は神経免疫性および神経精神性疾患の病態生理学を理解することができます。

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