こうした背景のもと、薬剤の生物学的効果やバイオマーカーの変化を正確に評価するためには、疾患モデルにおける投与レジメンも、臨床の実態を可能な限り忠実に再現することが求められています。
2007年に登場した実験動物用マイクロインフュージョンポンプiPRECIOⓇは、それまで再現が困難だった臨床投与レジメンを、創薬研究の現場で忠実に模倣することを可能にしました。以来、薬物動態(PK/PD)や疾患モデル研究において、研究者が求める複雑な投与設計に確かな技術で応え続けています。
本セミナーでは、iPRECIOの特長であるImplantable(完全埋め込み式)、Programmable(投与プログラム可能)、Refillable(薬液の再充填)の3つの機能を中心に解説したあと、iPRECIOによってユニークな投与レジメンを実現した研究事例をご紹介します。
【演者】伊与部 誠 (プライムテック株式会社 マーケティング部 ラボアニマルソリューション)