バイオ医薬品開発における分光学的手法を用いたタンパク質の特性評価事例のご紹介

バイオ医薬品開発は抗体医薬品を中心に盛んに行われております。タンパク質の特性評価はバイオ医薬品開発において重要であり、必要不可欠です。物理的化学的特性解析においてタンパク質の一次構造の決定が含まれており、高次構造の形成に関しては、通常、生物活性から確証が得られますが、分光学的手法を用いることでも評価できることが知られています。

RedShiftBio社製 次世代タンパク質特性評価システム AQS3™proは、新規の分光学的手法であるマイクロ流体変調分光法(Microfluidic Modulation Spectroscopy; MMS)を用いたタンパク質・ペプチドの二次構造解析システムです。

従来のタンパク質二次構造解析技術を大幅に上回るダイナミックレンジ、感度、精度を提供しながら、自動化された解析方法で、タンパク質の二次構造、類似性、安定性、凝集、定量に関する測定をラベルフリーで行うことができます。二次構造という、基礎的な構造情報を取得することにより、創薬・製剤・製造まで、すべての開発フェーズにおけるバイオ医薬品の特性評価をサポートします。

本セミナーでは、MMS技術や抗体薬物複合体(Antibody Drug Conjugate; ADC)をはじめとした バイオ医薬品に関連した測定事例についてご紹介いたします。

【演者】齊藤 拓哉 (プライムテック株式会社 ライフサイエンス事業部 研究支援部)


[ライブ実施:2021/7/7]

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