実験動物用超音波イメージングシステムVevo F2のご紹介 Transcend Research Barriers

前臨床研究において、非侵襲的に実験動物の生体内臓器の挙動をリアルタイムに可視化する超音波エコー計測技術は、トランスレーショナルなin vivoイメージングモダリティとして心臓血管、がん、神経科学、発生といった様々な研究領域に適用されています。

Fujifilm Visualsonics社Vevoシリーズは、超高周波トランスデューサ(10-71 MHz)と実験動物の計測に最適化された製品デザインにより高い空間分解能・時間分解能・コントラスト分解能を発揮し、精密な超音波エコー計測をマウスやラットといった実験小動物において実現しました。その高い性能によりVevoシリーズは広範な研究領域で活用され、現在では5000報を超える成果論文が報告されています。

この度、新たにVevoシリーズのフラッグシップモデルとなるVevo F2が発売開始されました。Vevo F2は内部構造および信号処理アルゴリズムを一新し、Vevoシリーズで培われた高精細なB-mode計測から光音響イメージングに至る最先端のin vivoイメージング技術を、ボトムアップして高性能化することに成功しました。加えて、低周波トランスデューサ(4-10 MHz)による実験中大動物への適用、超音波工学・医工学研究者に向けたオープンな開発プラットフォームを搭載し、より柔軟で創造的な研究領域への活用を実現します。

本ウェビナーではフラッグシップモデルVevo F2の性能仕様と、今後の適用が期待される研究領域についてこれまでの研究事例を織り交ぜてご紹介いたします。

【演者】水流 功春 (プライムテック株式会社 ライフサイエンス事業部 研究支援部)

[ライブ実施:2022/7/22]

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