【Application Note】マイクロ流体変調分光法を⽤いた⾊素の多いタンパク質の⾼次構造決定

RedShift_AN-850-0123_fig_s本研究では、MMSを⽤いて、⾊素の多いタンパク質であるヘモグロビンの溶液中での⾼次構造を、アミドIバンド領域のIRスペクトルを調べることにより正確に決定しました。

 

⾊素の量が異なる様々な濃度のヘモグロビンから結果が得られ、サンプルの強い⾊強度がスペクトルの品質やタンパク質⾼次解析の結果に影響したり⼲渉したりしないことが実証されました。さらに、MMSによって決定された⼆次構造の構成は、タンパク質の三次元構造を解明するために最も広く⽤いられているX線結晶構造解析や、タンパク質構造予測のための最も正確なAIシステムであるAlphaFoldによって得られた結果と⾼い⼀貫性がありました。

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