LGC Biosearch Technologies社 ブログ記事
(-製品の最新技術や活用事例のご紹介-)

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アグリバイオ

ゲノム選抜による家畜育種の収益性向上

ゲノム選抜はどのようにして収益性を高めるのか?
畜産農家や繁殖農家の収益性は、家畜の品質に直結しています。しかし品質は、その家畜は目標期間中に十分な体重を増やしているか、どれだけ効率よく体重を増やせるか、どれだけ病気に強いか、など非常に多くの方法で測定することができます。最近まで、畜産農家はこのような複雑な疑問を解決し、最善の結果を出すために、彼らの「ノウハウ」に頼らざるを得ませんでした。もし単純な話であれば、確かに最大の雄牛と最大の雌牛を交配させれば、超大型の子孫が生まれるでしょう。
 
ありがたいことに、今日、次世代シーケンサー(NGS)は、畜産ブリーダーが家畜を分子レベルで理解するのに役立ち、重要な育種プログラムを加速させるプロセスから博打を取り除くことができるようになりました。

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ジャガイモブリーダーは疫病と戦うためにどのようにFlex-Seqを利用するか

ジャガイモ(Solanum tuberosum)はイネ、コムギに続く世界で三番目に重要な食用作物であり、13億人以上の主食となっています。世界経済におけるジャガイモの全体的な価値は、主にジャガイモの加工からもたらされ、米国だけでも1,000億ドル以上の産業で70万人以上を雇用しています1。ジャガイモの世界的な重要性は、ジャガイモの宿敵である疫病菌(Phytophthora infestans)と闘うことの重要性を高めています。疫病は急速に蔓延する病害で、卵菌によって引き起こされ、ジャガイモ産業に壊滅的な影響を与える可能性があります。 

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予測モデル、マーカー選抜、ジェノタイピング自動化によるイチゴ育種の高度化

日本では、北は宮城県から南は長崎県まで、全国各地の5,020 haで年間約159,200tのイチゴが生産されています1。生産量が最も多いのは栃木県で、年間22,000t以上を生産しています。2006年以降、イチゴの栽培面積が減少したため、総生産量は16.5%減少しましたが、10エーカーあたりの総収量は12.8%増加しています。

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プライムテック株式会社

ライフサイエンス研究においては、分子生物学的なアプローチから実験動物学的なアプローチまで、 多角的な手法によって、統合的に実験結果を求められることが増えています。

この背景を踏まえ、統合的ソリューションとして、分子・細胞から個体レベルまで幅広く対応する各種研究機器の ラインナップと、それらを効果的かつ安定して運用して頂くための、各種サービス・サポートをご提供させて頂いております。

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