投与実験をリファインする:薬物動態のキホンから見直す投与経路戦略 

薬剤が本来の効果を発揮するためには「目的の部位に」「適切な濃度で」「充分な時間」とどまらせることが重要です。実験動物への投与経路は多岐にわたりますが、投与する薬剤の体内動態と、投与経路の特徴を考慮して選択する必要があります。意外なことに、実験動物技術に関する多くの教科書では投与手技の解説こそ豊富な一方で、薬物動態や投与経路そのものの特性についての記述は限られています。

本セミナーでは、マウス・ラットを用いた薬物投与実験に携わる皆様を対象に、薬物動態と投与経路のBack to Basicsをご提供いたします。

前半では、薬物動態の基本をおさらいしたうえで、代表的な全身投与経路(経口投与・静脈内投与・皮下投与・腹腔内投与)の特性をわかりやすく解説します。

続く後半では、マウス・ラットへの薬物投与ツールとして用いられる経口ゾンデと埋込型ポンプ(浸透圧式およびプログラム式)に焦点を当て、それぞれの特徴、利点や活用事例をご紹介しながら、ツール選択の意思決定戦略について議論いたします。


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【演者】伊与部 誠 (プライムテック株式会社 マーケティング部 ラボアニマルソリューション)

[ライブ実施:2025/1/28]

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