タンパク質の構造解析に⽤いられるツールの多くは破壊的な⼿法であり、⼀度解析したサンプルを回収したり再利⽤したりすることはできません。量が限られているサンプルや貴重なサンプルにとって、さらに解析できないことは⼤きな⽋点となります。
マイクロ流体変調分光法 (Microfluidic Modulation Spectroscopy; MMS) を搭載したAQS³proは、タンパク質の⼆次構造を⾮破壊的な⽅法で測定し、その後の特性評価や解析を可能にする新しい⾚外分光法ツールです。
この研究では、テストケースとしてリゾチームに注⽬し、リゾチームの構造がMMS解析、再回収、再濃縮によって影響を受けず、貴重なサンプルを節約して再利⽤できることが実証されました。
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