【Application Note】DMSO 存在下におけるマイクロ流体変調分光法を⽤いた⼆次構造の決定

RedShift_AN-850-0115_fig_s⽣物学的製剤の特性評価は医薬品開発において極めて重要ですが、有機溶媒や光学活性のある賦形剤の存在は、⼀般的に従来の特性評価技術の妨げとなります。

RedShiftBio は、これらの障害を克服するソリューションとして、マイクロ流体変調分光法(MMS)を搭載した新規の特性評価システムであるAQS3proを開発しました。MMS は⾚外(IR)分光法と⾃動サンプルハンドリング、マイクロフローセルを組み合わせることで、バッファーの⼲渉を受けずに正確な測定を⾏います。このシステムは、最も正確なバッファー減算のために、サンプルとそのリファレンスバッファーの間の迅速な変調を利⽤して、差分スペクトルを⽣成します。この戦略により、有機溶媒や光学活性のある賦形剤を含むあらゆるバッファーの減算に成功しています。

 

このアプリケーションノートでは、リゾチームを0、5、10% のDMSO を含むバッファーに溶解し、MMS がこのタンパク質の構造的な評価に成功したことを⽰します。

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