⽔に溶解したリゾチームに関する以前の研究(「⾮破壊的な構造評価技術としてのマイクロ流体変調分光法」)では、MMS が 90% のサンプル収率で⾮破壊的技術として使⽤できることが実証されました。今回の後続の研究では、リン酸緩衝⽣理⾷塩⽔(PBS) 中のウシ⾎清アルブミン (BSA) という、より複雑なサンプルを⽤いて、MMSの⾮破壊性をさらに検証しました。
その結果、BSAサンプルの構造は解析の前後で 99% を上回る類似性があり、ほぼ同等であることが⽰されました。さらに、処理後に希釈されたサンプルを元の容量に再濃縮することで、元のサンプルと⽐較して回収率が約 95%、類似性が 99% を超えることを実証しました。このような⾼い回収率と類似性により、同⼀のサンプルを、直接⽐較のためのフォローアップの直交研究や、完全な⽣物物理学的特性評価に使⽤することが保証されます。
RedShiftBio:アプリケーション資料一覧に戻る▲
このApplication NoteをPDFでダウンロードいただけます。ご希望の場合は下記にご入力をお願いします。