LGC Biosearch Technologies社 ブログ記事
(-製品の最新技術や活用事例のご紹介-)

イメージング Stellaris アッセイ パート Ⅲ: プロフェッショナルで掲載可能な画像の作成

今回が「イメージングStellarisアッセイ」ブログシリーズの最終回です。 前回までの2つのブログ記事では、顕微鏡ハードウェアと画像取得について説明しました。 この記事では、Raw Z-stack画像を見栄えの良い、掲載可能な画像に変える、簡単なダウンストリーム画像処理についてご説明します。

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イメージング Stellaris アッセイ パート Ⅱ: 素晴らしい画像を取得する方法

それでは、「Imaging Stellaris Assays」ブログシリーズを続けます。 前回のブログでは、最も重要なコンポーネントである、Stellarisシグナルを検出するために必要な顕微鏡とハードウェア機能の話をしました。 このブログ記事では、細胞を検出して、鮮明で見事な画像を取得するテクニックについて説明します。

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イメージング Stellaris アッセイ パート I:顕微鏡について理解する

Stellaris®FISHは、in situハイブリダイゼーションによるRNA検出テクノロジーです。このテクノロジーがサポートする素晴らしいアプリケーションは、検出ツールなしでは成り立ちません。このシナリオにおける検出器は、蛍光顕微鏡です。

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Stellaris™ RNA FISH 実験結果を理解するための 5 つのコントロール

Stellarisのコントロールはどのような実験でも必要で、特に、新しいStellaris RNA FISHプローブセットを使ってサンプルを調べるのが初めての場合は、適切なコントロールを検討することが重要です。実験においてポジティブコントロールとネガティブコントロールを活用するアイデアは以前から存在しますが、時間の節約を優先するあまり、よくコントロールの検討は避けがちです。とはいえ、最終的には実験結果をどのように解釈するかが重要です。

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治療用アプタマーはどこに?

2022年8月4日 掲載

アプタマーを標的薬剤として使用する新たなアプローチは、将来的により広範な臨床使用への扉を開くかもしれません。

アプタマーは高い熱安定性、事実上あらゆる標的としっかりと結合する能力、容易かつスケーラブルな生産、バッチ間の均一性など1治療薬として多くの潜在的な利点を有しているにもかかわらず、臨床ではほとんど成功をおさめていません。腎クリアランスが速く、またヌクレアーゼに対する感受性が高いことに加えて、in vitroの精製成分に対するアプタマーのパフォーマンスが、必ずしもin vivoでの同様のパフォーマンスに繋がるとは限りません2

しかし、アプタマーをより大規模な治療薬の標的成分として活用しようという最近の取り組みにより、これらの有望な分子が臨床でその潜在能力をフルに発揮する日がついに来るかもしれません。このブログ記事では治療法開発におけるアプタマーの最近の応用例をいくつか紹介します。近い将来、これらのイノベーションが市場に投入され、ヒトの健康が増進されることを期待しています。

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診断におけるアプタマーの次なる目標は?

1990年代はじめに開発されたアプタマーは、長い間、検出に用いる抗体の代替品として注目されてきました。そして2022年、アプタマーは治療薬としてだけでなく、診断薬として使われ始めています。LGC Biosearch Technologies社のチームが興奮し、診断におけるアプタマーの将来を牽引すると信じている最近のアプリケーションと技術的進歩をここでご紹介します。

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ASOやsiRNAの最新技術とは?

過去数十年の間に、研究者たちは、オリゴヌクレオチドのデリバリーや安定性、特異性の課題を克服する方法を開発し、目覚ましい進歩を遂げてきました。我々はその可能性をフルに活用するまでには至っていませんが、その現在のペースは爽快というほかにありません。

2023年現在、18の核酸治療薬が上市されており、さらに多くの治療薬が後期臨床開発段階にあります1。これらのうち、アンチセンスオリゴヌクレオチドと低分子干渉性RNA(small-interfering RNAs, siRNA)が主要なセグメントを占めており、miRNA, アプタマー、DNAzymesなど他のタイプも開発が続けられています2。本ブログでは、ASOとsiRNAの生物学的作用を増強するための最新の技術的進歩について概説します。

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予測モデル、マーカー選抜、ジェノタイピング自動化によるイチゴ育種の高度化

日本では、北は宮城県から南は長崎県まで、全国各地の5,020 haで年間約159,200tのイチゴが生産されています1。生産量が最も多いのは栃木県で、年間22,000t以上を生産しています。2006年以降、イチゴの栽培面積が減少したため、総生産量は16.5%減少しましたが、10エーカーあたりの総収量は12.8%増加しています。

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プライムテック株式会社

ライフサイエンス研究においては、分子生物学的なアプローチから実験動物学的なアプローチまで、 多角的な手法によって、統合的に実験結果を求められることが増えています。

この背景を踏まえ、統合的ソリューションとして、分子・細胞から個体レベルまで幅広く対応する各種研究機器の ラインナップと、それらを効果的かつ安定して運用して頂くための、各種サービス・サポートをご提供させて頂いております。

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